【この店おすすめ】 ナシ・バカールをわいわいと

 南ジャカルタ・マンガライからほど近いフードコート。紹介してくれたのは、中央ジャカルタの保険会社で働くアナスタシア・プトリ・バッフトさん(19)だ。近くの中学校に通い、よく食事に来ていたという。
 若者のグループが集まり談笑している、にぎやかな雰囲気のお店。
 フリーのホットスポット(インターネット接続サービス)もあり、閉店時間までワイワイと楽しむ人たちの姿が見られた。40人が入ることのできるミーティングルームも完備。 
 夜には、フェンスがライトアップされており、パラソルの付いた席もある。
 ときどき、バンドを呼んでライブを開催しているという。
 屋外の席もあったが、店内に入った。8人が座れる大テーブル3台と、2―4人が座れる中テーブルが5台並んでいる。
 アナスタシアさんには、年下の妹が2人。妹たちを大学に通わせるため、自身は大学に通わず、働くことを選んだ家族想いだ。「店選びは、安く、多く、美味しく」
 このフードコートは16店が入っているだけあって、アチェ料理、オムレツ・アヤム(1万6000ルピア)、ビーフ・バーガー(1万2500ルピア)など多種多様な料理がメニューに並ぶ。
 さっそくオーダーした。ナシ・バカール(1万2000ルピア)は、鳥のハツとともに炊かれており、非常に香ばしい。
 ソト・タンガル・イガ・サピ(2万2000ルピア)を、「お米に浸して食べるのが通」とアナスタシアさん。木の実のせんべいのウンピンをソトに浸して食べるのも、牛肉(ダギン・サピ)とよく合い、おいしい。
 春巻き風のリソラス・スモークド・アヤム(1万ルピア)、ナシゴレン・ケジュ(1万7000ルピア)をおかずに食事は進む。ビールに合いそうなメニューが多かったが、残念ながらビールは置いていない。 
 デザートはかき氷のエス・アワン・プティ。フルーツがたくさん入った甘いミルク味でアナスタシアさんは、あっという間に食べ終えていた。(田村慎也、写真も)

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