取材メモから
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「結婚」という概念
久しぶりとなる大学の級友から驚きの便りがやってきた。彼女は他大学へ編入してしまい、卒業を共にすることは叶わなかったな、とそんな思い出を回顧しながら内容を確認す.....
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「頼神」の船出に
5月20日。1月の台湾総統選で勝利した頼徳清氏の総統就任式が台北の総統府で行われる。「台湾有事」が新聞の見出しに踊り、米中の攻防は激しさを増すばかり。難しい舵.....
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コーヒーの飲み方新旧
近頃、1日に何杯もコーヒーを飲みたくなる。仕事中は特にたくさん飲む。しかし、部屋で煮詰まったりすると、外に出てカフェに行きたくなる時もある。幸い、拙宅の近くに.....
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学生たちの電動バイク
インドネシア電気自動車(EV)協会(ペリクリンド)とイベント会社ディアンドラ・プロモシンドが主催する「ペリクリンドEV展示会」が中央ジャカルタ・クマヨランのジ.....
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暑さには冷たいものを
最近、東南アジアの暑さがすごいとニュースで何度も聞く。ニュースだけでなく、SNSでも暑さを記す地図がよく流れている。 ニュースによれば、この暑さは熱波が起.....
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「権力は正義なり」
憲法裁が再選挙要求を退け、2月に行われた大統領選挙が終わった。地滑り的勝利を収めたプラボウォ・スビアント国防相が10月20日、新大統領に就任する。すべての国民.....
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新しい眺め
ブカシで打ち合わせを終え、会社に向かった。LRT(軽量高架鉄道)に乗り、終点のドゥクアタス駅で降りた。改札口を出るとMRT(大量高速鉄道)のドゥクアタス駅と.....
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花火の夜に突然の謝罪
ラマダン(断食月)が終わってからだいぶ経つが、今でもラマダンの終了を祝う伝統行事「タクビラン」で盛り上がっていた街を思い出す。空には花火が打ち上がり=写真、地.....
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無視される自動販売機たち
インドネシアでは自動販売機はあまり人気じゃない。なぜなのか、私も疑問に思っている。そもそも自販機自体も、大都市のジャカルタでもあまり見かけないと思う。 会.....
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ブカシに佇む航空機
当日はブカシで打ち合わせがあった。チカラン、カラワンに行くことはよくあるが、ブカシには久しぶりに訪れた。高速道路をブカシバラット料金所で降りて、スマルコンモー.....
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幾度もない異文化体験
イスラム教徒にとって聖なる月、ラマダン(断食月)が無事に終わった。3、4月はラマダンに合わせたイベントが増える。北ジャカルタにあるモールを歩いていると、子ども.....
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クッキーとレバラン
レバラン(断食月明け大祭)からもう1週間以上が過ぎた。しかし、レバラン時に購入したクッキーがまだ家に残っている=写真。 レバランを祝う定番商品はクトゥパッ.....
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輝きを増す女性たち
「インドネシア人女性の肌が美しくなり、輝きを増している」。十数年ぶりでインドネシアへ再赴任となったある邦人が、ジャカルタの街を見渡してこんな感想をもらした。同.....
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故郷でないムディックの思い出
ラマダン(断食月)やレバラン(断食月明け大祭)は多くのインドネシア人にとって特別な時期と言える。なぜなら、この時期はムディック(帰省)する習慣があるからだ。 .....
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太平洋に浮かぶ首飾り
レバラン(断食月明け大祭)の連休を利用し、日本へ一時帰国した。今年の開花は過去10年間で最も遅く、満開の桜が帰国を出迎えてくれた=写真。 再会した大学時代.....
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家の形と家族の形
イスラム圏であるインドネシアでラマダン(断食月)を過ごすのは今年が初めてだ。同僚にブカ・プアサ(1日の断食明け)に参加させてもらう機会があり、その際にその同僚.....
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子どもにもご褒美のTHR
インドネシアではレバラン(断食月明け大祭)が近づくと労働者たちがTHR(宗教大祭手当)をもらえる習慣がある。 THRのおかげでレバラン中のインドネシアは経.....
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来週はレバラン
当日は、曇り空も見えないほどのしばらくぶりの快晴だった。前週まで肌寒さを感じていたのが嘘のようだった。日本にいる友人にしてみれば、南国にいるのに、肌寒いとい.....
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英雄たちを偲んだ日
インドネシア独立のために戦った英雄たちが眠るカリバタ英雄墓地。先日、独立戦争を戦った元残留日本兵の子孫による福祉友の会主催の参拝に取材として同行した際、初めて.....
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世界の味に最短アクセス?
「世界三大料理」と言えば、中華料理、フランス料理、トルコ料理と言われるが、アジア暮らしでトルコ料理を口にする機会は少ないように思う。発想の源流は欧州大陸にある.....
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オゴオゴ、老婆が脳裏に
「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、かつらにしようと思うたのじゃ」。芥川龍之介の羅生門に登場する老婆。ニュピ前夜の催し、悪霊を退治する張りぼて人形「オゴオゴ.....
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たばこは人生の一部?
インドネシア人にとってたばこは人生の一部といえると思う。なぜなら、どれだけ貧しい人でもたばこを買っているからだ。 そんな愛煙家が多いインドネシアで政府は、.....
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ムスリムに寄り添う国
インドネシアはイスラム教が国教ではない。しかし、国の基盤であるパンチャシラ(建国5原則)では、唯一神への信仰が義務づけられ、宗教を持っていないことは許されてい.....
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どれだけ買い込むの?
なぜ、こんなに時間がかかるのだろう。当地で買い物をし、レジで会計に並んでいる時によく思うことだ。コンビニでも、よく思うことがある。 週末に近所のスーパーで.....
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4カ国を繋ぐ架け橋に
私生活では選ばなかった言葉や質問を、仕事ではどうしても使わなければならない場面と度々出会う。 先日、Jリーグ1部のセレッソ大阪に期限付き移籍加入する、イン.....
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「文字の芸術」に親近感
中央ジャカルタのモール、タムリンシティは、近くのグランドインドネシアやプラザインドネシアと比べてローカル色が強い。安価な衣類や携帯電話などを売る店が所狭しと並.....
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自然を抜けるインド洋ルート
首都ジャカルタから陸路でバリ島方面に向かう場合、ルートの選択肢は大きく2つある。西ジャワ州を南下してインド洋に沿って走る南ルート=写真。もうひとつはジャワ海と.....
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ここは、どこ?
午前の打ち合わせを終え、中央ジャカルタのチュンパカマスで州営バスに乗り会社へ向かった。今週初めまで、気温も下がり、どんよりしていた天気が昨日から晴れを見せ、曇.....
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老舗ホテルの心意気
モナス(独立記念塔)のお隣にあるホテル・ボロブドゥールが今年、開業50周年を迎えたという。当時、まだジャカルタ日本人学校に通う少年だった私にとり、ホテル・イン.....
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信頼失う、大統領選?
総選挙委員会(KPU=中央選管)の開票作業が20日、終わった。総選挙監視庁(BAWASLU)では、2月14日の投票日同様に、集計結果発表までのカウントダウンが.....