きょうからジャワ・ジャズ 110組が出演、閣僚バンドも

 インドネシア最大の音楽イベント「ジャカルタ国際BNIジャワ・ジャズ・フェスティバル(ジャワ・ジャズ)2018」が2〜4日の3日間、中央ジャカルタ区クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)で開かれる。14回目のことしは、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)政権の閣僚や高官ら7人で結成するバンドも出演する。

 ことしのテーマは「多様性の中でジャズを祝おう」。インドネシア、日本、米国、ノルウェーなどから、さまざまなジャンルのアーティスト110組を迎える。出演アーティスト同士のコラボレーションも見どころの一つ。屋外と屋内に11のステージが設けられる。
 国外からは、米国人歌手で女優のヴァネッサ・ウィリアムスさんや米ロックバンドのグー・グー・ドールズなどのベテランから、カナダの次世代R&B歌手ダニエル・シーザーさんや米シンガーソングライターのラウヴさんなど話題の若手アーティストが出演する。
 国内からは2016年、日本のジャズ祭典に参加した経験を持つジャズ・バンドのトゥモロー・ピーポー・アンサンブル、日イ国交樹立60周年の親善大使を務める女性歌手のアンディンさん、ジャカルタ日本祭り(JJM)にも出演した有名男性歌手のトンピさんなど。
 日本人は、大阪からバンド、ネイバーズ・コンプレイン、インドネシアで活動する歌手の加藤ひろあきさんが参加する。
 注目を集める「閣僚バンド」は、初日の2日午後8時に登場する。メンバー7人はバスキ・ハディムルヨノ公共事業・国民住宅相(ドラム)、ブディ・カルヤ・スマディ運輸相(ボーカル、ギター)、スリ・ムルヤニ財務相(ボーカル)、レトノ・マルスディ外相(同)、テテン・マスドゥキ大統領特別調整補佐官(同)、トリアワン・ムナフ創造経済庁長官(キーボード)、レトノ外相の夫(ベース)。
 2月28日の記者会見で主催者ジャワ・フェスティバル・プロダクションのデウィ・ゴンタ社長は「『ジャワ・ジャズは年配の人が訪れる』という従来のイメージを変えたい。若者に人気があるアーティストを積極的に招いた。ことしはぜひ、若い世代にも楽しんでもらいたい」と話した。詳細はジャワ・ジャズのウェブサイト(www.javajazzfestival.com)で。(上村夏美)

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