きれいで快適、時間通り 空港鉄道 「運賃は割高」の声も (2018年01月06日)

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 スカルノハッタ空港(バンテン州タンゲラン)と中央ジャカルタのBNIシティ駅を1時間で結ぶ空港鉄道。3年間の建設期間を経て、渋滞を避けられる新たな足として開通した。きれいで快適、時間通りの運行で予定が立てやすいと好評だが、チケットが高いとの声も上がっている。
 空港鉄道は現在、中央ジャカルタのスディルマン通りに新設されたBNIシティ駅からバトゥ・チェペル駅を通りスカルノハッタ空港へ向かう。観光客や帰省客の利用だけではなく、BNIシティ駅周辺のビジネス街からのビジネスマンなど会社員の利用も見込む。
 開通初日となった2017年12月26日は、鉄道に乗りたいと試乗する乗客でにぎわった。線路が新設されたバトゥ・チェペル駅〜空港駅間では、土地収用の対象となったカンプン(下町)や取り壊し後に新たに建設されたモスク、墓地の間などを通り、空港に近づくにつれて畑の緑が広がっていく。
 空港駅はガラス張りの白を基調とした2階建て。1階からは通路を通って、ターミナル間を結ぶスカイトレインに乗り継ぐことができる。
 また、トランスジャカルタ(TJ)は、BNIシティ駅に停車する新路線バスの運行を開始。さらに首都圏専用電車(KRL、コミューター)は車内に持ち込める荷物について、1人一つの場合は最大100×40×30センチ、二つ持ち込む場合は一つ当たり最大48×74×29センチと規定した。
 空港鉄道の運賃は7万ルピアで、今後10万ルピアに値上げされる予定。鉄道を運行しているレールリンクのスマートフォンアプリや駅で予約・購入が可能で、電子マネーのみ対応となっている。
 東ジャカルタ在住で祖母と息子ら家族5人で乗車したスマ・プルワティさん(51)は、普段はオンライン配車アプリ、グラブの四輪タクシー「グラブカー」を利用し、利用料金は片道20万ルピアほどだという。
 スマさんは「私は子どもが5人いて家族で旅行することが多いから、1人7万〜10万ルピアのチケット代は高すぎる。電車はきれいで居心地が良いからまた利用したいけど、高くても払うなら6万ルピアまで」と話した。(毛利春香、写真も)

スカルノハッタ空港駅
スカルノハッタ空港駅
BNIシティ駅3階の待合スペース
BNIシティ駅3階の待合スペース

空港駅で車両に乗り降りするホーム部分
空港駅で車両に乗り降りするホーム部分
空港駅の待合スペース
空港駅の待合スペース

空港駅の改札口
空港駅の改札口
運行を開始しスカルノハッタ空港駅に停車する空港鉄道
運行を開始しスカルノハッタ空港駅に停車する空港鉄道

空港鉄道の車内
空港鉄道の車内

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