自動車用シール材を供給 広島化成 バンドンで工場稼動

 ゴム・プラスチック製品の製造・販売を行う広島化成(本社・広島県福山市)はこのほど、西ジャワ州バンドンに昨年3月に設立した広島化成インドネシアの工場開所式を開いた。式典には、日本の広島化成の西浩一社長やポピー・ホピパ・バンドン県商工部長、取引先や関係者など約60人が出席した。 広島化成インドネシアは資本金約1億円で、日本の広島化成が9割、バンドンに拠点を持つゴム製造メーカー・チャトゥリンド・アグン・ジャヤ・ラバー社が1割を出資する合弁会社。4月に稼動する三菱自動車の新工場にドア回りのシール材「ウエザーストリップ」を供給する。
 工場は2088平方メートルで、従業員約30人でスタート。設計、開発は日本で行い、現地の技術向上に取り組み規模を拡大していく。5年以内に年間売上4億円を目指す。
 同社はこれまで、中国、インド、タイ、フィリピン、韓国、米国などのゴム製造企業に技術供与を行っており、そうした企業を通じて現地の自動車メーカーにシール材を供給してきた。直接投資して進出するのは、今回のインドネシアが初めてとなる。
 HKIの高橋寛行社長は「まだまだスタートラインに立ったばかりの平均年齢25歳の若い会社。お客さまに喜んでいただき、地域社会に貢献できる会社を目指したい」と語った。(太田勉)

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