決勝チケットに殺到 国軍基地内で販売 AFFスズキカップ

 西ジャワ州ボゴール県チビノンのパカンサリ・スタジアムで14日に行われる東南アジアサッカー選手権(AFFスズキカップ2016)の決勝第1戦で、観戦チケットを求めるファンが13日、ジャカルタ特別州とチビノンの国軍基地内に臨時設置された販売所に殺到した。兵士が混乱防止に当たる中、ファン約20人が混雑に巻き込まれて体調不良を訴えた。複数の地元メディアが報じた。 

 同スタジアムの観客席数は、VIPなど3カテゴリーの計3万席で、うち1万3千席は11日からオンライン販売されて既に売り切れ状態。13日は、最も安い10万ルピアのチケット1万5千枚が窓口販売された。
 ジャカルタ特別州の販売窓口は、中央ジャカルタ・モナス(独立記念塔)広場東側のメダン・ムルデカ・ティムール通りにある国軍守備隊本部内に設置された。ボゴール県チビノンでも、陸軍第621軍管区ボゴール県基地内でチケットが販売された。
 国軍基地内でのチケット販売という異例の措置は、準決勝観戦チケットが販売されたブンカルノ競技場で混乱が発生したため。
 午前8時から1万枚が販売された国軍守備隊本部では、購入者のラインを設け、事前に整理券が配られたが、「説明がなかった」「これまでで最悪の販売方法だった」とファンから不満の声が上がった。混雑に巻き込まれ、手当を受ける人がいたが、負傷者は報告されていない。ボゴール基地でも午前8時から5千枚が販売され、約20人が体調不良を訴えた。
 インドネシア・サッカー協会(PSSI)によると、チケットの購入希望者は約15万人に達した。このため、決勝当日の14日はスタジアムの周りに大型スクリーンを四つを設置するという。
 一方、プラモノ・アヌン内閣官房長官は12日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が外遊のため、観戦できないと発表。「決勝に進出するかどうか、とても気にかけていた」と説明した。
 決勝第1戦は14日午後7時キックオフ。試合の模様は、民間テレビ局RCTIやiNewsTV、動画視聴サイト「ユーチューブ」などで放映される。観戦チケットの収益から1枚につき5万ルピアが、アチェ州北部地震の被災者支援に寄付される。(中島昭浩)

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