ワイン&チーズの祭典 JFFFで開幕、商談も

 北ジャカルタのクラパガディン・モールで開催中の「ジャカルタ・ファッション&フード・フェスティバル(JFFF)2016」の主要イベントの一つ「ワイン&チーズ・エキスポ」が27日、併設するモール、ラ・ピアザの多目的ホール(MPH)で開幕した。世界各地のワインとチーズが集結し、出店社にとっては、新たなビジネスパートナーとの出会いの場にもなっている。
 7回目の参加となるワイン輸入業ケイビー・インテリンドのビタ・ディパンカラさんによると、インドネシア人は甘口を好み、イタリア産のスパークリング白ワイン「モスカート」が人気という。「昨年の新規顧客のうち40〜50%がここで出会った人」と話した。
 2007年から毎年参加している輸入業ダニサ・テクシンドのカサ・リゲナさんはオランダやフランスなど外国人客も多いと説明。「赤のスペイン産カサベラが良い出来栄え」と笑顔を見せた。
 チーズやパスタ、ジャムなどを輸入するサラナクリナは出店12回目。フランス産カマンベールやクロアチア産ブドウジャムなどを取りそろえる。
 会場はワイン輸入業3社による、約2千本の販売ブースを中心に、チーズなどの食材、輸入ビールコーナーなどが並ぶ。5月22日まで。(中島昭浩、写真も)

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