「助け合い、乗り越える」 干ばつで村民ら川へ

 「ここ数年で最も深刻な干ばつ」。西ジャワ州ブカシ県にあるカンプン・チケトゥックの住民たちは口々にそう言う。2日は午前中に給水車が到着、住民たちに生活水が届いた。しかし、その水で洗濯は十分にはできない。住民たちは夕方には干ばつの影響で水かさが下がったチパミンキス川へ出かけていった。
 シャエフロさん(50)は午後4時すぎ、チパミンキス川の地面を堀り、わき水をくんでいた。「きれいな水をできるだけ使いたいと思い、乾期が来たらわき水を組んでいる。生活するための一つの手段」と話す。他の住民たちもたらいに服を入れて洗濯したり、岩陰で体を洗う姿も。
 シャエフロさんは「乾期はまだまだ続く。家族で助け合い、乗り越えていきたい」と話した。(山本康行、写真も)

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