いま「和スイーツ」が人気 甘さ控えめでヘルシー シロクマ・カフェ   (2014年09月12日)

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 日本の味「抹茶」。ジャカルタでいま和スイーツが人気を呼んでいます。常夏の国で日本を感じる和スイーツを食べて涼みませんか。

   北ジャカルタのパンタイ・インダ・カプックに6月末オープンし、若者の口コミで人気が広がった。連日満席になる盛況ぶりだ。オーナーのミッチェル・ウィジャヤさんは「こんなにたくさんの人が来るとは思わなかった」という。日本から取り寄せた抹茶を使ったアイスや白玉団子を使ったあんみつなど、メニューも豊富にそろえている。
 一番人気は「白玉パフェ」。あんこの上にコーンフレークと白玉団子を重ねて、抹茶のソフトクリームをトッピングした。一口食べてみると、あまり甘くない。「それが売りなんです」とミッチェルさんは笑う。

▼京都の和スイーツに感激
 ミッチェルさんが友人と日本を旅行した際、京都で抹茶を使ったスイーツを食べた。甘すぎないのに癖になる味。インドネシアでは砂糖をふんだんに使った甘いお菓子が主流で、甘さを控えたものは無かった。「日本にある甘さが少ない和スイーツを知ってほしい」。ミッチェルさんはカフェを開くことを決めた。
 「シロクマ・カフェ」というと日本で放送されているテレビアニメを連想する人もいるだろう。ミッチェルさんはカフェの名前について、子どものころ色白だったために「シロクマ」と呼ばれていたこと、アイスとシロクマの連想がぴったりだったことを挙げた。アニメ「しろくまカフェ」(テレビ東京)を日本で目にした時、カフェの名前に「シロクマ」を使おうと決めたという。
 「インテリアもレトロなものを選びました。メニューのアイデアは手軽で食べやすいこと」とミッチェルさんが話すように、値段も手頃だ。当初は10〜30代を想定していたが、オープン後は幼稚園に通う子どもから家族連れまで、さまざまな年代の人が訪れている。友人に連れられてきたアリスさん(27)は抹茶アイスを注文。「甘さが控えめでヘルシー」という。店ではフレンチフライやホットドッグなども販売している。
 オープンから2カ月で早くも人気の「シロクマ・カフェ」。インドネシア人に甘さが少ない抹茶が受け入れてもらえてうれしいとミッチェルさんはいう。「たくさんの人に日本の抹茶のおいしさを知ってほしい」。(西村百合恵、写真も)

■ケーキ感覚のクレープ モミ&トイズ

 日本で約80店舗を展開する「とろけるクレープ」で有名だ。もちもちとした生地にクリームを入れて、アイスを添えて食べる。クレープだけで33種類。スムージーなど飲み物もそろえている。
 人気なのがお皿にクレープやアイス、チョコレートなどをトッピングしたプレミアム・クレープ。巻いて手に持って食べるのとはひと味違い、ケーキ感覚で食べることができる。「割高でも見栄えがきれいで豪勢。みんな興味を持って試してくれる」と話してくれたのは、モミ&トイズ・インドネシアの桐原龍さん。
 日本ではフルーツを使ったクレープが人気だが、インドネシア人にはチョコレートとチーズ味が好評だ。「この2つが合わされば間違いない」という。見た目の豪華さとチョコとチーズ。この条件を満たして人気があるのがスイスのチョコレート菓子ブランド「トブラローネ」を使用した「トブラローネ・チョコレート・チーズ」だ。客は主に20〜30代。男性も訪れることがあるという。
 現在はインドネシア1号店のプラザ・スナヤンのほかモールに2店舗出店している。桐原さんは「モミ&トイズの原型でもあるトレーラー型の移動店舗を今後展開していきたい」と意気込んでいる。(西村百合恵、写真も)

◇モミ&トイズ
住所 プラザ・スナヤン3階 Jl Asia Afrika No. 8 Kelurahan Gelora,Tanah Abang Jakarta Pusat
☎ 021・572・5337
営業 午前10時〜午後10時

店で一番人気の「白玉パフェ」(3万5千ルピア)
店で一番人気の「白玉パフェ」(3万5千ルピア)
オーナーのミッチェル・ウィジャヤさん
オーナーのミッチェル・ウィジャヤさん

お店の目印はシロクマの看板で、一面ガラス張りにした
お店の目印はシロクマの看板で、一面ガラス張りにした

「トブラローネ・チョコレート・チーズ」(6万2千ルピア)
「トブラローネ・チョコレート・チーズ」(6万2千ルピア)

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