清掃作業員が男児に暴行 容疑で2人逮捕、警視庁 インター校幼稚部

 警視庁は16日までに、ジャカルタインターナショナルスクール(JIS、南ジャカルタ・ポンドックインダ)の校内で、同校幼稚部に通う男児(6)に性的いたずらをしたとして、同校で働く清掃作業員の男2人を逮捕したと発表した。
 2人は同校が外部委託した清掃会社の従業員。2月20日から3月20日の間に2回にわたり、校内のトイレで同じ男児(日本人ではない)に暴行したとされる。警視庁によると、両容疑者は容疑を認めている。
 16日に会見した警視庁のリクワント報道局長によると2人は授業中、トイレの外と中の二手に分かれて待ち伏せしていた。男児が1人でトイレに入ったことを確認すると、外の男も室内に入り、出入り口に施錠した上で乱暴したという。犯行を知りながら通報しなかったとして清掃作業員の女についても犯人隠避の疑いで調べている。
 男児は病院での治療を受けた後、親が3月24日に警視庁に告訴した。警視庁は今月3日、2人を逮捕した。男児の母親は2月20日から23日にかけ、男児の様子に不審な点があったと振り返っているという。
 ティモシー・カー校長ら同校幹部は同日、教育文化省内で対応を協議した。校長は会見で「教育省や警察、政府関係機関と緊密に連携して最善の解決策を見つける」と話した。JISは今月上旬、保護者に電子メールを送り、事件の概要と、防犯カメラ設置や校内への出入りのチェック強化など、新たな安全対策を説明。10日になって、幼稚部と小学部の園児・児童の保護者を対象にした説明会を校内で開いた。(道下健弘、アリヨ・テジョ)

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