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2001年7月21日(土)

「妥協」引き出しに執念

大統領

「緊急事態宣言31日実行」

苦肉の「臨時長官」任命

議会側は特別会前倒しへ

 アブドゥルラフマン大統領は二十日夕、声高に言明していた二十日午後六時の緊急事態宣言の発令は中止し、今月三十一日に実行すると語った。特別国民協議会の説明責任演説を阻止するため、大統領は、すでに腰砕けになった緊急事態宣言を「脅しのカード」として残し、議会側の妥協を引き出す構えだ。もう一つの「カード」として大統領は二十日、ビマントロ国家警察長官の辞任拒否で宙に浮いたままの警察長官の後任として、ハエルディン・イスマイル副長官を「臨時長官」に任命し議会側をいらだたせた。これに対しアミン・ライス議長は二十日夜、「二十一日に臨時の国民協議会の本会議を開催し、特別国民協議会に移行させる。その場合、一日の猶予を持たせ、二十三日に大統領に説明責任演説をしてもらう」と語り、特別国民協議会を前倒しして、大統領の動きを追いつめる動きに出ている。
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2001年7月20日(金)

「妥協」裏取引に期待

大統領

イスラム指導者と会談

精神的支持取り付ける

 鳴り物入りの緊急事態宣言の日が迫った十九日、アブドゥルラフマン大統領は、東ジャワ州クディリのリルボヨ・プサントレン(イスラム寄宿学校)で、イスラム大衆団体・ナフダトゥール・ウラマ(NU)のキアイ(イスラム指導者)約四十人と対話集会を開き、「妥協に達しない場合、(予定通り)二十日午後六時に緊急事態宣言を発令する」と語った。大統領降ろしを封じ込めるため「宣言」を振りかざしているが、土壇場になって妥協案を引っさげて登場した政敵ゴルカル党の裏取引に期待をかける口振りだ。
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2001年7月19日(木)

緊急事態宣言は腰砕け

大統領「妥協」を暗示

「発令するが実施は延期」

 二十日午後六時に発令すると豪語していた緊急事態宣言について、アブドゥルラフマン大統領は、十八日夜のテレビ対談で、「宣言はするが、実施は三十日午後六時まで延期する」と語った。緊急事態宣言を出したあと「十日間の猶予を置く」という奇妙な措置に、国民は首をかしげているが、野党側との「妥協」を求める大統領のメッセージと受け止められている。
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2001年7月18日(水)

「危機の根元は憲法」

チャック・ヌル

弾劾・絶壁に立つ大統領に忠告

議会との矛盾

民意反映しない選挙

暴動は起こらない

 アブドゥルラフマン大統領の親友として大統領に辞任を求めてきたイスラム知識人のヌルコリッシュ・マジッド氏(愛称・チャック・ヌル、パラマディナ大学学長)は、十七日の政府機関主催のセミナーで、インドネシアの政治が抱える基本的な問題について「大統領制と議会制の間にある矛盾を取り除くため、一九四五年憲法を根本から見直すことが必要で、大統領が辞任に追い込まれるか、辞職するかは二次的な問題である」と語り、八月一日に始まる特別国民協議会の大統領弾劾の際も「(極端な)暴動は起こり得ない」と予測した。 →全文を読む


2001年7月17日(火)

全議員を国会に集結

緊急事態宣言発令なら…

直ちに特別会を開催

国民協議会

 国民協議会の議長および副議長と国民協議会の六会派の代表は十六日、アブドゥルラフマン大統領が予告通り二十日午後六時に非常事態を宣言した場合の対応策について協議した。この結果、非常事態宣言が発令された場合、対抗措置としてその日のうちに大統領の弾劾を決める特別国民協議会を開催することで合意。国民協議会議員は二十日午後六時までに、国会に集まり、大統領の動きに備えることも決めた。
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2001年7月16日(月)

生き生きと子供たちの絵

日イ児童絵画展が新企画

ワークショップで創造力

日本文化センター

 インドネシアの子供たちの創造力を生かそうと「日イ児童絵画展」(インドネシア教育省、国際交流基金ジャカルタ日本文化センター、ジャパンクラブ主催、ジャカルタ日本人学校協力)が十八日から、スミトマスビルの日本文化センターで開かれる。同センターは、今回で六回目を数える絵画展のために、カンポンや学校でワークショップを開き、子供たちと交流する新しい試みに挑戦した。 
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