メガワティ大統領と並ぶ最有力の大統領候補であるアクバル・タンジュン国会議長への無罪判決は、選挙勝利を目指す政治家にとって有利な展開となった。しかし、アクバル陣営も、連合を模索するメガワティ大統領の党も、タッグマッチで最高裁にロビー活動を展開したとされ、事前に「無罪判決」の新聞報道が流れるなど政治介入の疑いがある裁判だったことを国民に強く印象付けた。
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1999
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2.10
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ハビビ大統領が食料調達庁の予算外資金の拠出を命じる
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6.7
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総選挙実施
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2002
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3.7
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最高検、アクバル氏を逮捕
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7.2
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国会、疑惑追及のための特別委設置を否決
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9.4
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1審で禁固3年の有罪判決
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2003
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1.17
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控訴審で禁固3年の有罪判決
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2004
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2.12
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上告審で無罪判決
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「汚職事件の被告人」の汚名が返上され「アクバル氏が大統領候補に指名される可能性は高まった」と同党幹部のテオ・サンブアガ氏。
しかし、アクバル氏を無罪にした最高裁への不信感とともに、党のマイナスイメージは尾を引く。党内対抗馬のウィラント元国軍司令官らの巻き返しも予想される。
大連合で安定政権を狙う闘争民主党とゴルカル党は、メガワティ大統領とパートナーを組む副大統領候補としてアクバル氏に白羽の矢を立ててきた。フィクサー役のメガワティ大統領の夫タウフィック・キマス氏が、アクバル氏を無罪とするよう最高裁判事に圧力をかけたとのうわさも絶えない。上告審を前に、タウフィック氏がパウルス・エフェンディ・ロトゥルン裁判長とシンガポールで密会したとまで伝えられた。
政治評論家のアリフ・ブディマン氏は「(民族主義政党の)ゴルカル党の弱体化はイスラム政党の勢力拡大につながる恐れがある。闘争民主党にとって、すねに傷を持つゴルカル党はコントロールしやすく、格好のパートナーだ」と両党の連携の動機を分析している。
しかし、最高裁が一、二審の有罪判決を破棄し、逆転無罪を言い渡したことに対し学生や市民団体が反発しており、反アクバル勢力がデモ隊を動員して世論をあおることも予想される。
いずれにせよ、今回の判決が、「メガワティ大統領は汚職撲滅に消極的」との印象を一層強め、内紛続きの闘争民主党の支持率をさらに低下させることは間違いない。