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2001年3月19日のトップニュース

住民が空港内でデモ

土地買収の賠償金要求

マカッサル市

 十八日午前九時半ごろ、南スラウェシ州マカッサルのハサヌディン空港で、地元の住民約二百人が空港に押しかけ、空港建設のために不当に安い価格で土地を買収されたとする民事問題で、空港当局に賠償金を要求するデモを行った。デモは約五時間にわたって続いたが、飛行機の発着陸への影響はなかった。スマトラのプランテーションなどで、農民が土地の返還や賠償を要求する動きがあるが、空港のような公共施設をめぐる土地賠償をめぐるデモが起きたのは初めて。

 住民代表のスプリアンシャさんによると、一九九一年、五百ヘクタールの空港建設で移転を命じられた住民は、政府から一平方メートル当たり七千ルピアの支払いを受ける予定だった。しかし、支払われたのはわずか四千ルピアだったという。
 その後の調べで、政府は空港を運営するアンカサ・プラ公社に六百億ルピアを支払ったが、住民側に届いていないことが発覚した。
 このため住民は、数年間にわたり、アンカサ・プラ公社に対し差額の支払いを求めるとともに賠償金を要求していた。
 デモ隊が空港当局と話し合った結果、住民代表が十九日、ジャカルタへ出発し、問題の解決方法についてアグム・グムラール運輸通信相と協議することで合意した。
 デモ隊は滑走路周辺などでタイヤに火を付けたほか、空港敷地内のタクシー乗り場で木の杭やビニール・テープなどを設置、住民の土地であることをアピールした。
 ハサヌディン空港はインドネシア東部への航空便の拠点として、一日八十便ほどの発着陸があるが、路線の乱れはなかった。

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