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2001年2月22日のトップニュース
住民抗争が飛び火
死者29人、家屋30戸に放火
ダヤック人とマドゥラ人
中部カリマンタン
中部カリマンタン州東コタワリンギン県サンピットで発生した地元民ダヤック人と移住民マドゥラ人の住民抗争は二十一日、四日目に入っても収まらず、少なくとも二十九人が死亡、数千人が州都パランカラヤなど周辺の町へ避難した。国営アンタラ通信によると、住民抗争はサンピットから約百七十キロ離れたクアラ・クアヤンなどにも飛び火し、家屋約三十戸が放火された。避難民が流入している隣町のクアラ・プンブアンでも緊張が高まっているという。
住民抗争を扇動している人物について、ビマントロ国家警察長官は「中部カリマンタン州林業局の役人二人が、六人に二千万ルピアほど払って暴動を画策した」と指摘。中部カリマンタン州警察のバンバン・プラトノ本部長は「扇動者の二人はすでに奥地へ逃亡した」と語っている。
中部カリマンタン州警察は二十一日までに、暴徒七十九人を逮捕。州都パランカラヤでは、市民団体「ダヤック市民と中部カリマンタン地方協議会」の数千人が、州議会前でデモを行い、逮捕されたダヤック人三十九人の釈放を要求した。警察当局が地元民のダヤック人を一方的に検挙しているとして、州警察本部長と東コタワリンギン県知事の解任を訴えた。
解説・経済格差背景に
カリマンタン島では、政府の移住政策で移住したマドゥラ島出身者と地元民の間で経済格差が生じており、過去数年間で、両者のささいなけんかが発端で住民抗争に発展する事件が頻発している。
一九九九年三月、西カリマンタン州のサンバスでは、けんかが発端となり大規模な住民抗争に発展、数十人が死亡した。
昨年七月には、中部カリマンタン州西コタワリンギン県の港町クマイフルで、地元民がマドゥラ人のトラックを襲い、住民抗争に発展した。
ポンティアナック市では昨年十月、地元民と移住民の間で住民抗争が発生。州知事が夜間外出禁止令を発令するなど、市街地は数日間にわたってまひ状態になった。
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