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2001年2月14日のトップニュース
大統領、内閣改造も検討
副大統領へ権限委譲の声強まる
アブドゥルラフマン大統領とメガワティ副大統領が権力を分け合う「パワー・シェアリング」を求める声が政界に強まる中、大統領が当面の危機を回避するため、就任以来三度目の内閣改造を断行するとの見方が出ている。大統領は最近、二人の閣僚を更迭したばかりだが、人心一新のためメガワティ氏の闘争民主党や野党第一党のゴルカル党の有力者を含め、第三次内閣の人選を始めたとの情報もある。
大統領の諮問機関である最高諮問会議が「メガワティ副大統領に、政府を主導する権限を与え、大統領は国家元首の役割に集中すべきだ」と大統領に進言したことについて、アクバル・タンジュン国会議長(ゴルカル党党首)は十二日、「二人が権力を分け合うことで、混乱を平和的に解決することができる」と語った。
大統領の弟でナフダトゥール・ウラマ(NU)副議長のサラフディン氏も「二人が話し合い、権力を譲り合うことが危機に対処する最良の方法だ」と述べており、大統領と野党の両サイドから「権力の分け合い」を提案する声が出そろった。
アクバル議長は「これは大統領に国家元首と首相の機能を持たせた一九四五年憲法に反するが、二人が妥協すれば可能である」と述べ、最高諮問会議の提案を支持した。
しかし、アクバル議長はあくまで、大統領へ警告書を送り、政策改善の回答を求めた上で、国民協議会を開催するという国会決議は実行するとしている。
ジャカルタ・ポスト紙によると、バンドンのパジャジャラン大学のスリ・スマントリ教授も「もし二人が合意すれば(メガワティ業務を決めた)二〇〇〇年大統領令一二一号を撤回、新たな大統領令を出し、権限の分け合いを規定することができる」と支持している。
十三日、アルウィ・シハブ外相は、大統領は予定通り二十二日から十五日間、アフリカ、中東を訪問すると発表。大統領は側近の延期要請を振り切って、半月間に及ぶ外遊を強行する構えだ。
政界筋によると、大統領の進退は、メガワティ副大統領の決断や、閣僚の動き、国軍、とりわけ陸軍の動向がカギとされる。東ジャワのナフダトゥール・ウラマの暴力的なデモを一段落させた大統領は、就任以来三回目の内閣改造で、事態を切り抜ける自信を回復したとの見方もある。消息筋は「大統領は内閣改造で政府と議会の溝を埋めることができると考えているようだ」と語っている。
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