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2001年2月9日のトップニュース
窮地の大統領、東ジャワ訪問へ
地方の支持デモ続く
支持派学生と対話
アブドゥルラフマン大統領を指導者にあおぐイスラム大衆組織・ナフダトゥール・ウラマ(NU)が組織したとみられるデモは八日、スラバヤ郊外の町で、スハルト政権当時の翼賛政党だったゴルカル党支部の建物を破壊するなど八日も散発的に暴力行為を繰り返したが、大統領が九日、スラバヤを訪れ、事態の正常化を図る動きに出たため、沈静化に向かった。大統領はジャカルタで大統領支持派の学生代表と対話を持つなど、危機回避に得意の漫談ショーを繰り広げている。
スラバヤの街は八日、平静を取り戻したが、北西約三十キロの東ジャワ州ラモンガンでは、大統領支持派のデモ隊が、ゴルカル党支部の建物に投石して破壊した。
中部ジャワ州スマランでは、数千人の大統領支持者が市内をデモ行進、ゴルカル党の党旗を焼き払った。ジョクジャカルタ特別州では、学生らがゴルカル党支部に押しかけ、事務所を閉鎖しようとした。
アクバル・タンジュン国会議長とアミン・ライス国民協議会議長は、大統領支持派による暴力的なデモを非難した。国会の警告書に対する大統領の回答期間として与えられた三カ月の間、大統領に改善が見られない場合、特別国民協議会を開催するとの方針を示し、改めて大統領に警告を発した。
ウィマール・ウィトラール大統領報道官は八日、「大統領は暴徒化したデモを遺憾に思っている。九日に東ジャワを訪問し、支持者に平静を呼びかけるつもりだ」と発表した。大統領は、東ジャワ州パフルアンやスラバヤなど、熱烈な支持者の拠点を巡回する予定だ。
東ジャワ州のゴルカル党放火事件について、ゴルカル党中央執行部は、大統領の支持母体のナフダトゥール・ウラマ(NU)に責任を問い、法的措置を取ると発表。国会五会派代表も記者会見を開き、デモ隊の暴力行為を非難した。
アクバル・タンジュン・ゴルカル党党首は「(警告書という形での)大統領への批判は、国会各会派が行ったものだ。大統領支持者がわが党だけを標的にするのはおかしい」と語り、暴徒化したスラバヤのデモを批判した。
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