新モデル、特別仕様車、割引も 国際モーターショー

 インドネシア国際モーターショー(IIMS)が中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)で開幕した。新型のモデルや特別仕様車、期間限定の特別割引などを目当てに各ブランドのブースに来場者が押し寄せている。

 入り口横の三菱ブースは、壁に張り付いたパジェロが目を引く。ステージには台数限定モデル「パジェロスポーツ」を展示。白地にオレンジのラインを入れたスペシャルモデル「トリトン・アスリート」は、黒とオレンジのレザーシートを採用。価格はマニュアルで4億3100万ルピア。同社のIIMS会期中の販売目標は2千台。うち半分を絶好調のエクスパンダーと見込む。
 スズキは、フルモデルチェンジした「エルティガ」をアピール。人気の「イグニス」や「SX4・Sクロス」「バレーノ」など17台も展示し、販売目標は1100台。
 ホンダのブースでは、スポーツカー「NSX GT3」やコンセプトカー「ホンダ・スモール・RS・コンセプト」を展示。小型SUV「BR―V」の新モデルや小型多目的車(MPV)「モビリオ」の特別仕様車に加え、「ブリオ」「ジャズ」「シビック・ハッチバック」「HR―V」など29台を展示。販売目標は3千台。

■中国勢も存在感
 中国系メーカーも存在感を増している。2017年のガイキンド国際オートショー(GIIAS)で商用車を展示したDFSKは、3列7人乗りのSUV「グローリー580」を発表。価格は2億4590万〜3億800万ルピア。5月に顧客への納車を始める。その正面のブースでは、ウーリンがMPVのコルテズとコンフェロを展示販売する。
 メルセデスは、電気自動車ブランド「EQ」のプラグインハイブリッド車「EQパワー・E350e」を展示。エレクトリック・インテリジェンスを意味するという「EQ」は会場で試乗できる。
 ダットサン・ブースでは、小型クロスオーバー「ダットサン・クロス」を展示。サーフボードを積んだ「ダットサン・クロス」の横に、60年代後半から70年代に人気を集めた「ダットサン・ブルーバード・510ワゴン」も展示され、新旧世代に受け継がれるダットサンの特徴を物語る。ブース前を通る老若男女の目を引いた。
 会場には、クラッシックカーやスチール・スクラップ・アートのバイクなども展示されている。
 IIMSは29日まで。開場時間は、月〜金曜が午前11時〜午後9時、週末は午前10時〜午後9時。チケットは月〜金曜が5万ルピア、週末が7万ルピア。(太田勉、坂田優菜)

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