最高の高感度画質　ルミックスＤＣ—ＧＨ５Ｓ発売　パナソニックミラーレス一眼

　パナソニック・ゴーベル・インドネシア（ＰＧＩ）は２６日、南ジャカルタ区クマンで、ハイブリッドミラーレス一眼カメラのルミックスＤＣ―ＧＨ５Ｓを発表した。ルミックス史上最高の高感度画質をうたい、シネマ４Ｋ動画も撮影できる最上位機。２０１７年５月に発表したＤＣ―ＧＨ５の上機種にあたる。
　新開発の有効画素数１０.２メガ・ライブＭＯＳセンサーを採用し、解像感や色再現性、低ノイズ化を実現。高感度性能が格段に向上したセンサーに、同社独自のデュアルネイティブＩＳＯテクノロジーを搭載しＩＳＯ感度制御の新技術を取り入れることで、撮影時のノイズを効果的に抑制し、シャドー部まで階調豊かに美しく再現する。読み出し速度を従来のＧＨ５比約１.３倍に高速化、連写速度の高速化や４Ｋ６０Ｐの動画撮影を可能にした。
　価格は本体のみで３２９９万９９００ルピア。プロ仕様に耐えうる堅固なマグネシウム合金フレーム。本体接合部や操作部材はシーリング構造が採用され、防塵・防滴に加え、マイナス１０度の耐低温設計。ほか、ブルートゥースやＷｉ—Ｆｉでの接続でスムーズな操作や画像転送ができる。
　ＰＧＩのアグン・アリフィアンディ・デジタルイメージプロダクツ・マーケティングマネジャーは、「暗い場所での撮影にも強く、プロにとって本当に必要なところを突き詰め、手振れ補正機能などあまり必要でない機能部分は省いたモデル。インドネシアの映像関係者をきっと満足させる」と語った。（太田勉、写真も）