テストイベントが開幕 アジア大会 「運営も国際基準を」

 8月の開幕を控えたアジア大会のテストイベントが8日、中央ジャカルタ区スナヤンのブンカルノ競技場で始まった。同大会組織委員会(INASGOC)のエリック・トヒル委員長は「アジア大会は、東南アジア大会よりも五輪に近い国際大会。すでに国際基準を満たす競技場もできている。運営面でも国際基準を追求したい」と意義を語った。
 テストイベントは「インビテーション・トーナメント」と呼ばれ、招待国・地域が参加する本大会前のプレ大会。エリック委員長は、中央ジャカルタのモール、スナヤンシティに隣接する民放SCTVタワーで会見し、「ことしは政治でなくスポーツの年。アジア大会後に国際基準の施設が残るだけでなく、インドネシアの名前を広めたい」と強調した。
 会見では、SCTVを保有するエムテック・グループが大会公式放映パートナーになったことが正式に発表された。
 また、喫緊の課題となっている選手の送迎では、1時間20分かかった選手団もあった。エリック委員長は「雨で遅くなるのは仕方ない。渋滞を20%軽減するよう努める」とした。
 一方、中央ジャカルタ区スナヤンのブンカルノ競技場では、バスケットボール競技が始まった。
 インドネシアは東ティモールを135―30で下し、力の差を見せつけた。インドネシア代表のフィクトル・ギデオン・ロリン監督(45)は試合後、「本大会では中国や日本、韓国などと競っていかなければならない」と話した。
 タイはインドを79―72で下した。(中島昭浩、写真も)

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