空港鉄道 運休続く 立体交差で地滑り 通行車両の1人死亡 (2018年02月07日)

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 スカルノハッタ空港の敷地に隣接するバンテン州タンゲラン市ペリメタル・スラタン通りの立体交差で5日に発生した地滑りの影響で、ジャカルタ特別州と同空港を結ぶ空港鉄道の運休が続いている。地滑りでは土砂の下敷きになった車に乗っていた女性2人のうち1人が死亡、1人が負傷した。6日も修復作業が続けられたが、運行再開のめどは立っていない。
 地滑りは空港鉄道が走る立体交差で発生した。6日には土砂を取り除き、壁や道路を修復する作業が進められた。修復作業が完了し安全確認が取れるまで空港鉄道の運行は停止され、運行再開のめどは立っていない。
 運行会社レールリンクは、すでに予約・購入済みのチケットについて払い戻すとしている。
 地滑りは大雨の影響で発生したとみられる。緩んだ地盤に耐え切れなかった道路横のコンクリート壁が崩壊し、土砂と共に車道に倒れこみ、通過した車1台を下敷きにした。
 スカルノハッタ空港警察のアフマッド・ユセップ署長は「雨の影響だけでなく、建設内容に不備があった可能性もある」と指摘。建設を請け負った国営建設ワスキタ・カルヤから事情を聴くなど、原因究明に努めると話した。
 救出作業は5日午後6時半ごろから続けられていたが、雨が降り続いていたほか、車に崩れかかったコンクリートがあり難航したという。
 運転していたディアンティ・ディア・アユ・チャハヤニ・プトリさん(24)は6日午前3時ごろ、車とコンクリートの隙間から救出され、タンゲラン市内の病院に運ばれたが、その後死亡した。ディアンティさんは国営ガルーダ・インドネシア航空の整備子会社、ガルーダ・メンテナンス・ファシリティー(GMF)・エアロ・アジアの職員だった。
 助手席に座っていた同社契約社員ムクマイナ・シャムスディンさん(24)は、事故発生から約13時間後の午前7時ごろに救出された。入院しているが、命に別状はないという。(毛利春香、写真も)

線路側から見た地滑り現場。土砂の重みでコンクリート壁が倒壊し、通行車両が下敷きになった
線路側から見た地滑り現場。土砂の重みでコンクリート壁が倒壊し、通行車両が下敷きになった

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