第2の故郷に恩返しを バドミントンの坂井選手

 バドミントンのダイハツ・インドネシア・マスターズに参加中の坂井一将選手(27)。地元金沢市の高校を卒業後、18歳から約3年間、インドネシアのクラブチームで練習を積んだ坂井選手にとってインドネシアは第2の故郷。「サカイ、サカイ!」という声援を背に、「ここで勝つことは僕の中で一つの恩返しになる」と話す。
 金沢市のクラブチームに所属していた18歳当時。「インドネシアに行ってみないか」という監督の一言が大きな転機となった。現在、日本代表のコーチを務めるインドネシア人、カレル・マイナキーさんが同クラブのコーチをしていたことから、インドネシア行きが決まったという。 
 すでに内定していた大学進学をやめ、単身でインドネシアに渡った。バドミントンクラブチーム「タンカス」に加わり、朝から晩まで他国のプレーヤーと練習をした当時のことを「武者修行」と呼ぶ坂井選手。1年のうち半年程度は日本へ戻り、大会に出るなどして修行の成果を試した。 
 タンカス時代のコーチは、男子ダブルスの世界ランク1位、マルクス・フェルナルディ・ギデオン選手の父親。26日のインドネシア・マスターズ準々決勝では、この元コーチも応援のため会場に姿を見せ、坂井選手に声援を送った。マルクス選手とは練習で一緒に汗を流した仲で、今も親交があるという。 
 「同世代の人たちが大学に通う時間をバドミントンに全部費やしてきた。当時、インターハイはベスト16で、同世代の選手に近づきたい、追いつきたいという気持ちがあった。あの時の練習で差が縮まったと思う」と振り返る坂井選手。 
 武者修行時代の猛練習が現在のプレーに生きているといい、「特にネット際のプレーは相当鍛えられた。(25日に)対戦した男子世界ランク1位のビクトル・アクセルセン選手より上回っていると感じた。これを武器として今後もやっていきたいと思う」と前を見据えた。(上村夏美、写真も)

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