長蛇の列もうれしそう イオンモール2号店オープン

 イオンモールの2号店「イオンモール・ジャカルタ・ガーデンシティ(JGC)」がオープンした。大人にも子どもにも、ワクワクと笑顔を提供する、という2号店。混雑を避けるためか邦人は少なく、1号店のイオンモール・BSDシティや都心のモールより、ジルバブ着用者の割合が高いように感じられた。11万人が訪れた初日、各コーナーを回った。

■開店5分前

 午前10時の開店5分前、スーパーのレジ前に整列した店員たち。笑顔を見せる人もいる中、静寂が包み、緊張が高まっていく。各自、身だしなみのチェックを始めた。ゆがんでいた隣の店員のバッジを直してあげる姿も。

■ワクワクで笑顔

 インドネシアで初めてオープンしたテーマ型プレーグラウンド「ファンペッカ」。入り口前には長蛇の列ができた。魔法にかかったフィンランドの小さな町をモチーフに、教育とエンターテインメントを融合させた施設。初めての体験に、並んでいる子どもたちの目はきらきら、入り口でパスポートをもらうと、一緒にいる母親に、早速自慢する姿も。係員の説明を注意深く聞いて、それを母親に説明する姿は、既に「魔法」にかかっているかも。20万ルピア以上になる入場料について聞いてみたところ、「内容が充実していれば、値段は関係ない」と言い切る親もいた。

■子どもでいっぱい

 屋上には、遊具施設や観覧車が設置。無料の遊具は子どもたちでいっぱい。観覧車も、家族連れやカップルで乗る人々が楽しんだ。ガーデンシティに住んでいるドニーさんは、4歳の息子と妻の3人で観覧車に乗った。景色がきれいで、息子も怖がっていたが泣かなかった。家に近いし、子どもの遊び場も多く、BSDよりここがいい。この子が成長した10年後には、観覧車の景色も大きく変わっていると思う。大きくなって怖がらなくなったら、また一緒に乗りたい」と語った。  
      
■レジもいっぱい

 スーパーのレジも長蛇の列。ドリアンが特別価格で提供され、その場で二つ、三つと買っていく人もいた。デリカコーナーでは、人気のすしコーナーを中心に、昼過ぎにはどこも座る場所がないほど満杯になった。
 ブカシから4人家族でやってきたユニさんは「惣菜の値段が、一つ2万5千ルピアくらいからで安いし、種類も多い。座るところもたくさんあって、きれいで清潔。また何度でも家族で来たい」とうれしそうに語った。(太田勉、写真も)

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