シンガポール国交50年 大統領が訪問 友好ムード演出 (2017年09月08日)

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 インドネシアとシンガポールが1967年に国交を樹立してから、7日で50周年を迎えた。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は同日、シンガポールを訪れてリー・シェンロン首相と会談し、ITや教育分野などで両国の協力関係を強化することを確認。植樹や両国空軍による合同パレード飛行など記念行事も展開し、友好ムードを演出した。 

 首脳会談後の共同記者会見でジョコウィ大統領は、「シンガポールは貿易、投資、観光の分野でインドネシアの主要なパートナーになった」と述べた。
 ジョコウィ大統領は、両国のさらなる経済関係強化に向けて「デジタル経済での協力は、考えるまでもなく必要不可欠だ」と強調。特に、シンガポールに近いリアウ諸島州バタム島を協力の拠点にしたい考えを示した。
 リー首相は会見の中で、昨年両国が共同で開発した中部ジャワ州スマラン近郊のクンダル工業団地に32テナントが入居を決め、約5億ドルの投資を集めたと明らかにした。同工業団地内に、技術者育成のためのポリテクニック(職業教育機関)を作る計画があることも明かした。
 会談に先立ち、両首脳は7日朝、シンガポール植物園で記念植樹を行った。リー首相は「ジョコ・ウィドド大統領と植物園で朝食を食べました」と両首脳とお互いの夫人が収まったセルフィー(自撮り)写真を自身のフェイスブックに投稿。両首脳は記念切手の発売を発表したほか、午後にはマリーナベイで、両国空軍による合同パレード飛行を鑑賞するなど、一日にわたり国交樹立50周年を共に祝った。(木村綾)

シンガポールのマリーナベイで、両国空軍による合同パレード飛行を鑑賞したジョコウィ大統領(右)とリー首相=大統領府提供
シンガポールのマリーナベイで、両国空軍による合同パレード飛行を鑑賞したジョコウィ大統領(右)とリー首相=大統領府提供

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