ジブリ展の模型 大きさ日本の倍以上 きょうから映画上映 (2017年08月12日)

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 スタジオジブリ作品の模型や原画などを展示する「ザ・ワールド・オブ・ジブリ・ジャカルタ(大ジブリ展)」が10日にソフトオープンした。インドネシアの製作会社が手作りした模型は、過去に日本で開かれた展示の2倍以上の大きさで迫力満点。今後、作品中のキャラクターを登場させるビデオマッピングを始めるなど、趣向を凝らした仕掛けにも注目だ。

 ジブリ展の会場は、南ジャカルタ・パシフィックプレイス4階にあるホテル・リッツカールトンのグランド・ボールルーム3部屋。12日からはモール内の映画館「CGVブリッツ」で作品上映が始まる。
 模型はデザインや建築を学んだジブリの愛好家9人が中心となって製作。スタジオジブリからのデザインコンセプトをもとに、ジャカルタ特別州、東ジャワ州スラバヤ、西ジャワ州チルボンの製作会社8社と作り上げた。
 同展プロダクション・コーディネーターを務めるジュリウス・サラカさん(49)は「ハウルの城は大砲が動いたり、煙を吐き出したりする。日本の原案をもとにインドネシアの製作者が考え出したアイデア」と胸を張る。17日からは、「もののけ姫」の舞台、神々の住む森を再現したエリアに、ビデオマッピングで「シシ神」や「こだま」を登場させる予定。
 ジュリウスさんによると、日本の展示に比べ模型の大きさは2倍以上。「ハウルの動く城」は高さ8.5メートルに達する。
 11日現在の展示物の完成度は70%ほど。17日には全て完成する見通しで、営業時間が終わった午後10時から翌朝まで製作に当たっている。
 特に「天空の城ラピュタ」に登場する飛行戦艦「ゴリアテ」の製作がピークを迎えており、ジュリウスさんは「ゴリアテの模型は長さ9メートル、幅2.5メートル、高さが4メートル。再現度の高い物を作るために一丸となっている」と話す。「魔女の宅急便」「となりのトトロ」に登場する家の製作作業も佳境で、完成すれば中に入ることもできる。
 ジブリ展は10日に始まったが、原画や作画工程の展示、模型の一部は未完成。このため、チケットの予約購入者のみが入場でき、再入場チケットが渡される。当日券の販売は、正式オープン予定の14日から閉幕の9月17日まで。営業時間は午前10時〜午後10時。
 チケットは、モール3階にある専用ブースで購入できる。平日は1人30万ルピア、週末は同35万ルピア。ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)の会員証提示で10万ルピア、2〜11歳と学生、65歳以上は5万ルピアの割引を受けられる。
 12日の上映作品は、午後3時15分からが「千と千尋の神隠し」、同7時からが「となりのトトロ」。(中島昭浩、写真も)

「天空の城ラピュタ」に登場する小型飛行機「フラップター」
「天空の城ラピュタ」に登場する小型飛行機「フラップター」
「もののけ姫」の森を再現したエリア
「もののけ姫」の森を再現したエリア

「天空の城ラピュタ」に出てくる「飛行石」の紋章と似た模様の壁
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ジブリ作品のグッズ売り場。トトロのぬいぐるみやジジのマグカップなど豊富に取りそろえている
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