スラバヤ新高速供用へ 未完も帰省混雑を緩和 19日から

 ジャワ島横断高速道路の一部で、東ジャワ州モジョクルト県〜同州ンガンジュック県クルトソノ間を結ぶ区間が19日から供用を開始する。同州スラバヤ〜クルトソノ間(76.27キロ)が高速でつながるが、工事を終えたのは約8割。アスファルト舗装が未完の区間も臨時供用し、25日ごろのレバラン(断食月明け大祭)前にピークを迎える帰省ラッシュの混雑緩和に役立てる方針だ。

 東ジャワ州公共事業・国民住宅局によると、スラバヤ〜クルトソノ間の所要時間は約2時間。同州シドアルジョ県ワル料金所から高速道に入る。料金所は午前6時〜午後10時まで営業、他の時間帯は閉鎖する。
 モジョクルト〜クルトソノ間のうち、ジョンバン県トゥンブラン郡〜モジョクルト県ゲデック郡間とジョンバン県バンダル・クドゥンムルヨ郡周辺で、工事が完了していない。
 特に同県バンダル・クドゥンムルヨ郡では片道一方通行で開通し、帰省時には東から西方向、レバラン後は西から東方向に通行できる道路となる。
 また土がむき出しで石が転がるなど未舗装の道があるほか、最低限の道路標識や電灯が設置されているだけの状態のため、トラックやバスは通行できない。乗用車も十分に車間をとり、時速40キロ程度で走行するよう呼びかけている。
 一方、東ジャワ州マディウン県、中部ジャワ州ソロ市やンガウィ県などへ向かう車が利用することで、スラバヤから帰省する際の主要道路の渋滞を緩和する。
 さらにンガンジュック県では、クルトソノ郡〜ジョンバン市を結ぶ高速道の建設も進められており、主要道路での渋滞を避ける代替道路としてレバラン1週間前には開通させる予定。
 ジャワ島横断高速道路は2018年に全区域の開通を目指している。(毛利春香)

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