スマート技術を実証 NEDOと日本企業5社 スルヤチプタ工業団地

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は23日、西ジャワ州カラワン県のスルヤチプタ工業団地で、日本の技術を活用した「スマートコミュニティ実証システム」の運転開始式を開いた。
 同実証システム構築は「スマート&エコ工業団地モデルの構築」を目的として、2013年にNEDOとエネルギー鉱物資源省との間で結ばれた覚書(MOU)に基づいたもの。
 産業が集積する工業団地で、停電時間の短縮化や電圧変動を抑制するなど、電力供給の高品質化を図るとともに、エネルギー管理システムを団地入居企業に導入して省エネ化に取り組む。さらにそれを実現するためのICT(情報通信技術)プラットフォーム構築も進める。
 NEDOが住友商事、住商機電貿易、三菱電機、富士電機、NTTコミュニケーションズの5社に業務委託し、同工業団地や国営電力PLNなどが協力して実証事業を推進。ビジネス、技術両面から検証していく。
 NEDOが同事業に取り組むのはアジア圏では初めて。(平野慧、写真も)

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