前年同月比5.7%増 ガイキンド 先月の自動車販売

 自動車工業会(ガイキンド)が発表した4月の自動車販売統計(工場出荷ベース)で、4月の自動車販売台数は8万9588台で前年同月比5.7%増加した。
 スズキが26.6%と大きく伸ばした。主力のエルティガに加え、コンパクトSUV(スポーツ多目的車)のイグニスが4月単月2476台と大きく貢献、4月単月でシェアを11.3%と2桁にのせた。月初に、トヨタとダイハツが、LCGC(低価格グリーンカー)のハッチバック・アギヤとアイラの新モデルを発表し、それぞれ3185台、2747台と販売を順調に伸ばしている。前月と比べるとスズキを除き主要各社軒並み販売を落とし、3月累計の10万2336台より12%減少している。
 商用車では、日野が2474台と前年同月比45.6%伸ばしている。 
 1〜4月の累計販売台数は前年同期比6.1%増の37万3407台だが、上位メーカーの中では、トヨタとダイハツを除き他社は減らしている。販売台数上位5社のうち、首位トヨタは1〜4月のシェアを前年同期と比べ約6ポイント伸ばし37.6%。2位のホンダのシェアが18.1%で、トヨタは2位以下とダブルスコアで大きく差が開いている。上位3社のみが2桁のシェアを獲得している。
 商用車は日野自動車が4月単月同様、前年同期比で5割弱増加。いすゞは微減した。(太田勉)

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