巨大生物の死骸発見 マルク州西セラム県の海辺 全長22メートル、全幅8メートル イカか、クジラか

 マルク州西セラム県のフルン海岸で9日、全長20メートルを超える巨大生物の死骸が見つかり、住民や専門家らの間で「巨大イカか、クジラか」と話題になっている。地元メディアが報じた。
 第1発見者は男性住民(37)。9日午後9時ごろ、死骸の近くを通りかかったが、暗かったこともあり、停泊中の船と勘違いした。翌日、海辺に戻ったところ、巨大生物の死骸だったことが分かったという。
 海洋水産省海洋資源管理センターの職員らが11日、現地で調査したところ、死骸の大きさは全長約22メートル、全幅8メートル。長さ2メートルを超えるヒレのような部位が四つ確認された。体重は35トン程度と推定される。
 既に腐敗し始めており、死後数日が経過しているとみられ、体表の一部は黒っぽい茶色に変色し始めている。
 発見から3日が経過した12日現在も正体は分かっておらず、同センターが死骸から検体を採取して調査中。住民の間では「巨大イカ」との見方が有力だが、同センター関係者は「体の大きさから推定するとマッコウクジラではないか」と話している。(上村夏美)

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