災害1087件、豪雨警戒 4カ月間 行方不明・死者166人 (2017年05月08日)

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 国家防災庁(BNPB)は5日、ことし1月から5日までの約4カ月でインドネシア国内で発生した地滑りや洪水、鉄砲水、竜巻などの自然災害が計1087件に上ったと明らかにした。死者・行方不明者は166人、負傷者は313人で、10万人以上が影響を受けた。BNPBによると、世界的な気候変動による集中豪雨が災害を引き起こしている。

 5日までの災害を受け、2578棟の住宅が倒壊、約1万1500棟が一部崩壊した。さらに266の学校や161の宗教施設、26の診療所も被害を受けた。BNPBのストポ・プルウォ・ヌグロホ報道官によると、これらの災害のほとんどが地方で発生しており、家だけでなく農地を失い負債を抱える低所得者層の住民も多いという。
 BNPBの調査によると、洪水発生の可能性が高い地域に住む住民は6400万人、地滑りは4100万人。5月中旬は乾期と雨期の変わり目となる一方で、急な豪雨が発生する可能性が5月末まで高いとして注意を呼びかけている。6日にはバンテン州パンデグラン県チャダサリで鉄砲水が発生し、学校や住宅など約10棟が倒壊した。
 4月にも各地で災害が多発。1日には東ジャワ州ポノロゴ県プルン地区バナラン村で大規模な地滑りが発生し、6人が死亡、22人が行方不明となった。また29日には、中部ジャワ州マグラン県グラバグ郡で豪雨による鉄砲水で川が氾濫し、13人が死亡した。(毛利春香)

鉄砲水で崩壊した小学校=バンテン州パンデグランで6日、アンタラ通信
鉄砲水で崩壊した小学校=バンテン州パンデグランで6日、アンタラ通信

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