CR―Vに7人乗り イグニスをアピール ホンダ スズキ IIMS

 27日に開幕したインドネシア国際モーターショー(IIMS)では、各社とも新型やマイナーチェンジモデルを披露している。
 ホンダ・プロスペクト・モーター(HPM)は、フルモデルチェンジした新型SUV(スポーツ多目的車)CR―Vを発表した。
 1.5リットルのVTEC(可変バルブタイミングリフト機構)ターボで、インドネシアの需要に合わせ、3列の7人乗りを投入。標準タイプのターボと上級タイプのターボプレステージの2タイプを用意した。従来の5人乗り、2リットルのモデルもある。
 デザインを刷新し、LEDヘッドライトやフォグランプ、デイタイム・ランニング(昼間点灯)ランプなどを装備。価格は1.5リットルのターボが4億6600万ルピア、同プレステージが5億600万ルピア。2リットル・モデルが4億3200万ルピア。
 CR―Vは1995年に初代モデルが発表され、130カ国で870万台の好セールスを記録した人気車。インドネシアでは2000年に投入され17万3500台が販売されている。
 2輪のアストラ・ホンダ・モーター(AHM)は、タイからの完成車輸入(CBU)となるCB650Fのマイナーチェンジモデルを発表した。ヘッドライト周りのデザインを変更したほかエンジンを強化。井沼俊之社長は「より乗って楽しいバイクを目指した」と話す。価格は2億3500万ルピア。
 スズキ・インドモービル・セールス(SIS)は、先に発表したアーバンSUV(スポーツ多目的車)のイグニスを中心にアピール。IIMS期間中の全車種の新規受注目標を500台と設定した。
 先日発表した主力車エルティガのディーゼル・ハイブリッドやSX4・Sクロス、カリムン・ワゴンRなどを展示。二輪車のモータースポーツタイプ・スズキGSXシリーズも展示。
 ことし3月、インドネシアにおけるマツダのオフィシャル・ディストリビューターとなったユーロカーズ・モーター・インドネシアは、マツダ2、CX―3、CX―5、ビアンテを展示した。ロイ・アルマン・アルファンディ社長は「車を見て、触って、運転し、体験することによってマツダブランドを身近に感じてもらいたい。これからマツダ・ブランドをインドネシアで強固なものにしていきたい」と語った。(太田勉、平野慧)

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