多様なイ文化に焦点 インドネシア・ファッション・ウイーク JCCで開幕
国内最大級のファッションイベント「インドネシア・ファッション・ウイーク」が1日、中央ジャカルタのジャカルタ・コンベンション・センター(JCC)で始まった。5日までの期間中、15万人の来場と1200億ルピアの取引を見込む。
6回目となることしは「文化の祭典」をテーマに、インドネシアの多様な文化に焦点を絞る。テヌンやソンケット(織物)、バティック(ろうけつ染め)など伝統的な生地を使った作品も披露される。地方の観光促進にもつなげたい考えだ。
初日のオープニングセレモニーでは、新作衣装に身を包んだモデルがランウェイを歩き、観客を魅了した。
アイルランガ・ハルタルト工業相やレトノ・マルスディ外相、各国大使らも出席。同工業相は「ファッション産業は国の経済にとって重要な16産業の一つ」と述べ、支援していく考えを示した。
期間中はショーを20回開くほか、2万4千平方メートルの会場に約520ブースが出展し、服やアクセサリーを展示・販売している。(木村綾、写真も)