打倒シンガポール 水球ジャカルタチーム 水球日本ユース代表 本宮監督が強化練習 (2017年01月09日)

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 インドネシアの水球ジャカルタチームは2日から7日まで南ジャカルタのクニンガンで、水球日本ユース男子代表の本宮万記弘監督(48)を招待して強化練習を行った。目指すは第29回SEAゲーム(東南アジア選手権大会)での宿敵シンガポールを破っての優勝だ。
 練習に参加したのは小学生からシニアまでの幅広い年齢層の約30人。水球インドネシア代表選手も含まれている。
 強化練習のきっかけは、ジャカルタチームのカルビン監督(46)らインドネシア水球代表関係者が、ことし8月にクアラルンプールで開かれるSEAゲームで優勝するため、日本の水球指導者から指導を受けたいと考えたこと。インドネシアで水球指導の経験があり、ジャカルタチームと日本の水球界との橋渡し役を担う松島泰樹さんに相談があり、「日本水球界のレジェンド」(松島さん)と言われる本宮監督を招待することが決まった。
 最終日となった7日は午前10時から練習を開始した。本宮監督が全員に現状の課題を説明し、取り組む練習内容を身振り手振りを交えながら丁寧に説明していく。集まった選手たちは皆真剣な表情だ。
 軽い泳ぎなどのウオーミングアップから、ボールを使った実践的な練習に移り、午後1時過ぎに終了した。練習の最後に本宮監督は「初日と比べてすごく成長した。練習のポイントを忘れないでください」とあいさつ、皆で別れを惜しんだ。
 東南アジアで最強と言われるシンガポールには27年間勝利していない。SEAゲームでは直近の過去3回準優勝に終わっており、優勝を望むカルビン監督は「日本から高名な指導者が来てくれたことをうれしく思う。皆のレベルアップにつながる。シンガポールには一矢を報いたい」と喜びを口にした。
 本宮監督は6日間の練習を振り返り、選手たちが一番変わったのは「メンタルの部分」だという。
 「最初は練習を簡単に考えていたところがあったが、一生懸命やるように意識が変わった」と手応えを話す。
 用意してきた練習メニューのうち、応用的な部分については触れられなかったことも多いという。「基礎的なことがまだ確立されておらず、教えるのに時間がかかってしまった点は心残り。また、機会があれば来て指導したい」と語った。
 インドネシアの水球の普及については「サッカーのようにヨーロッパで活躍する選手が増えれば人気も高まるのでは」と話した。
 本宮監督は1990年、日本代表選手としてアジア大会で銀メダルを獲得。水球のスペインリーグでのプレーも経験して引退後は指導者として活躍、水球の普及に尽力している。(平野慧、写真も)

選手たちにメッセージを送る本宮監督(右端)
選手たちにメッセージを送る本宮監督(右端)
ボールを使った練習を楽しむ選手たち
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シュート練習で腕を振り上げる選手
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プールの中で技術指導する本宮監督
プールの中で技術指導する本宮監督

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