25日から14本上映 fXモールで日本映画祭 24日には開幕イベントも
日本映画祭(JFF)が24〜27日、中央ジャカルタ・スナヤンにあるfXモール7階の「CINEMAXX」で開かれる。24日のオープニングイベントに続き、25日から3日間は、2015年からことしにかけて公開された日本映画14本が上映される。
上映される14本は、競技かるたに打ち込む若者の青春を描いた2部作「ちはやふる」や、バケモノと少年の奇妙な師弟関係や親子の絆を描いたアニメーション「バケモノの子」、ドキュメンタリー、ドラマ、サスペンスなど計14本をインドネシア語、または英語字幕付きで上映する。
24日のオープニングイベント(招待客のみ)では、「ちはやふる」に出演している俳優の野村周平さん(22)と監督の小泉徳宏さんがステージに上がる。
主催は国際交流基金アジアセンター。昨年も日本の文化庁主催で日本映画祭が行われたが、国際交流基金が独自に開催するのは今回が初めて。
東京国際映画祭と連携、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で日本映画への関心を高め、鑑賞者数の増加につなげようと、ことしから「日本映画祭アジア・パシフィック・ゲートウェイ構想」を開始した。
既にフィリピンとマレーシア、シンガポール、ベトナム、カンボジア、オーストラリアで終了または開催中で、今後はタイでも開く予定。
JFFのチケットは上映1回につき2万ルピア。18日からCINEMAXXのチケットボックス、またはオンラインwww.cinemaxxtheater.com/で販売される。(毛利春香)