初めて触れた日本 ブロックMの縁日祭

 「パワー!オブ!ラブ!」。南ジャカルタ・ブロックMで開催された縁日祭。三つのステージでは迫力ある音や美しい声、楽しいリズムや歓声に誘われて集まった来場者で2日間、盛り上がった。神輿(みこし)や花魁(おいらん)道中が始まると、一気に人だかりができ、汗をぬぐいながらカメラやスマートフォンを空高く上げ、撮影に必死。思い思いに日本の伝統文化や食、ポップカルチャーなどを楽しむ人でごったがえした。

 「浴衣で外を歩いてみたかったの」。そう話すジェシカさん(26)は中央ジャカルタ・スナヤンから、3カ月前に購入した浴衣を着て初めて縁日祭に来た。「日本のマンガやアニメ、アイドルは知っていたが、和太鼓や津軽三味線などの楽器は初めて演奏を聴いた。神輿の大きさや独特の装飾にも驚いた」と初めての日本に触れ、縁日祭を満喫していた。
 ブースに両側を挟まれた道路は子どもの手を引く家族連れのほか、コスプレや浴衣姿の若者らで埋まった。日本の祭りならではの飲食ブース、香川県人会はことしで4年連続となる本場の讃岐うどん1200食と日本酒を販売。同会の角田英登さんは「うどんが食べられる店がインドネシアに増えた影響なのか、インドネシア人の客が多い。同郷会がそれぞれの特産品を販売したら盛り上がると思う。来年はもっとたくさんのうどんを用意して出店したい」と手ごたえを感じていた。
 ことし初めてビアガーデンを開いたビンタンビールのブースでは、暑い会場で冷たい生ビールを求める人でにぎわった。友人と一緒にビールを飲んでいた、西ジャワ州デポック市チネレ在住の大学生、モナさん(25)は昨年に続いて2度目の参加。「日本の食べ物など日本文化に興味がある。いつか日本に行って、ビールや焼酎や日本酒など日本のお酒も飲んでみたい」と話した。
 メーンステージ前で友人3人と一緒に飛び跳ねていたのはアルファンさん(28)。「いつか日本に行くのが夢。まだ先になりそうだから、インドネシアで身近に日本を感じられてうれしい」と笑顔で話した。(上岡尚樹、平野慧)

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