あすから4連休 旅行者で駅にぎわう

 5日のキリスト昇天祭から週末にかけて4連休が始まる。帰省する家族連れなどで各地の駅は3日からにぎわった。

 西ジャワ州バンドンやチルボンに向かう特急の発着駅となる中央ジャカルタのガンビル駅では午後3時ごろ、約150人の旅行者で待合室の席が埋まった。
 西ジャワ州ブカシ県に住むエンジニアのホリック・アンショリさん(47)は家族4人で親や親戚の住む東ジャワ州スラバヤに向かうと言い、「故郷で身体を休めることができるのはうれしい」と話す。息子の  ファイルズ・ヒシャムさん(14)は「おじさんとテレビゲームをしたり、バスケットボールをして遊ぶ」とうれしそうに話した。

■ジョクジャは満室
 4連休中、ジョクジャカルタ特別州内のビジネスホテルは満室が相次いでいる。インドネシア・ホテル・レストラン協会(PHRI)のイスティジャブ・ダヌナゴロさんは「まだ、四つ星、五つ星クラスのホテルのスイートやエグゼクティブルームならわずかに空きがあり予約可能だが、1泊約400万ルピアの料金がかかる」と述べた。
 同氏によると同特別州には「星なし」の「ノンビンタン・ホテル」と呼ばれる安価なホテルが増加している。これらのホテルの部屋は連休中も約30〜40%空きがあるという。

■ナイトサファリも
 西ジャワ州のボゴール市警察は連休中、交通整理のため周辺道路に警察官約300人を配備する。
 ボゴール市街地から避暑地のプンチャックまでの区間に160人、スカブミ市までは60人、チアンジュール県までは40人の警察官を配備し、連休中の交通事故を防止する。
 ボゴール県にある動物園「タマンサファリ」は、連休中の特別イベントとして5〜7日の3日間限定で、夜の園内を60人乗りの専用バスでめぐる「ナイトサファリ」を企画している。ゾウやクマ、カピバラなど園内で展示されている動物の夜の生態を観察することができる。
 チケットは同園にあるナイトサファリ専用窓口で5〜7日の午後6時半〜同9時まで販売している。平野慧、写真も)

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