よりスポーティーに ホンダ 新CBR150Rを発表

 アストラ・ホンダ・モーター(AHM)は14日、西ジャワ州ボゴールのスントゥール・サーキットで、二輪車の新製品「CBR150R」を発表した。2014年9月に発売された同名モデルを一新。エンジンのチューニングなど細かい部分も改善し、よりスポーティーなモデルへの需要増を見越した。20〜30代の大学生や会社員をターゲットに月7千台の販売を目指す。 
 AHMの井沼俊之社長は「インドネシアのスポーツバイク市場を重要視し、先取りでコンセプトを投入した」と説明、自信を見せた。
 デザイン面では、車体前方部分を低くすることで、視認性が向上。また、道路状況が悪い場所でも安定した運転に配慮した。エンジンも、使用頻度の高い、発進から時速40〜60キロの加速性能を高めた。
 開発責任者の河合健児・主任研究員は「購入時にデザインを重視する人が多い。スピード感を感じさせるようなデザインを狙った」と強調した。
 会見には13、14年のモト・グランプリ王者マルク・マルケス(22)とチームメートのダニ・ペドロサ(30)がゲスト出演。2人はAHMがスポンサーを務めるレプソル・ホンダのレーサーで、同チームの新レーシング体制も併せて発表された。
 マルケスはCBR150Rについて「見たことがないくらいアグレッシブ」と語った。その後2人は集まった約1万人の観客の前で同車を試乗。アクションライドで会場を沸かせた。
 CBR150Rは、レボリューション・ホワイトとニトロ・ブラックの通常2モデルが3250万ルピア。特別モデルはホンダ・レーシング・レッドが3310万ルピア、レプソル・カラーは3330万ルピア。いずれも税込み。(中島昭浩、写真も)

経済 の最新記事

関連記事

本日の紙面

JJC

人気連載

天皇皇后両陛下インドネシアご訪問NEW

ぶらり  インドネシアNEW

有料版PDFNEW

「探訪」

トップ インタビュー

モナスにそよぐ風

今日は心の日曜日

インドネシア人記者の目

HALO-HALOフィリピン

別刷り特集

忘れ得ぬ人々

スナン・スナン

お知らせ

JJC理事会

修郎先生の事件簿

これで納得税務相談

不思議インドネシア

おすすめ観光情報

為替経済Weekly