ボジョレ解禁 パリのテロ影響で待ちわびた味 ジャカルタで200人祝宴

 在インドネシア・フランス商工会議所(IFCCI)は11日、中央ジャカルタのホテル「ル・メリディアン・ジャカルタ」でフランスのボジョレ地方産のワイン「ボジョレ・ヌーボー」の解禁を祝うイベントを開いた。パリの同時多発テロの影響で約1カ月延期されていたが、フランス大使館のピエール・アントワン・グーナン領事は「(テロの翌日には)インドネシア政府から支援のメッセージをもらった」と振り返り、出席者らと解禁の祝杯を味わった。 
 同ワインは毎年、11月3週目の木曜に解禁されるが、ことしは11月13日に発生したパリの同時多発テロを受け延期されていた。
 フランス大使の代理として出席したグーナン領事は「インドネシアはムスリムの人口が多い中でもさまざまな宗教が平和に共存している国。インドネシア政府からの支援の声に応えるために、テロ対策で今後も協力していく」と話した。
 東南アジア諸国連合(ASEAN)日本政府代表部の相星孝一大使や、アジア、欧州などの各国大使館関係者ら約200人が集った。IFCCIによるとインドネシアにフランスから直輸入されたボジョレ・ヌーボーは計250本。来場者はフランス料理やチーズなどと一緒にワインの味を楽しんだ。バリでも同イベントを開く予定。(毛利春香、写真も)

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