竹炭バーガーはどうよ ウリはヘルシー ブラック・ハウス・バーガーズ (2015年11月13日)

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 バリ島西岸クタビーチのショッピングエリアに9月末に移転してきた「ブラック・ハウス・バーガーズ」は、その名の通り「黒い」ハンバーガーが看板商品。旅行情報サイト「トリップアドバイザー」でクタ地域の飲食店ランク1位を獲得し、観光客の間で着実に知名度を上げている。

 「妻の長年の夢がかなった」。オーナーとなった 妻シュウさん(40)の店を手伝うリムさん(43)はうれしそうに話す。化学調味料や合成着色料、食品添加物などを使用せず、野菜は可能な限り有機農家から仕入れている。
 パンの生地は自家製。リムさんは「黒の秘密は竹炭。国外から輸入して、生地のタネを作るときに竹炭パウダーを練り込む」と話す。竹炭には鉄やマグネシウム、カルシウムなど約300種のミネラルがバランス良く含まれ、免疫力強化や、新陳代謝の促進といった健康への効果が期待できるという。
 メニューはオリジナルバーガー9種とドリンク。アルコールはビールだけという真っ向勝負だ。
 メニューのイラストを見ながら、挟むものを注文できるので、苦手な野菜があっても安心。料金はフレンチフライがついて3万〜7万8千ルピアとお手頃。バーガーの肉は牛、鶏、豚から選び、全て注文後に作り始める。
 料理を盛り付ける約20センチ四方のアルミ製トレイは、どこか日本人には懐かしげに映る。旅行者同士をつなぐ情報交換ボードもある。
 シュウさんとリムさんは二人とも北スマトラ州メダンの出身。06年から14年1月まではマレーシアのクアラルンプールでウェブ事業立ち上げのノウハウを指導する会社を経営。その間、夫婦で3週間滞在したオーストラリアで、シュウさんはバーガーチェーン店のありきたりなメニュー構成に疑問を持つ。そこからハンバーガービジネスに興味を持ったという。
 14年2月にバリに移住し、4カ月後にブラック・ハウス・バーガーズを開店した。当初はングラライ国際空港近くに店を構えたが、開店1カ月後にトリップアドバイザーに登録すると、口コミが広がり来客は約2倍に。客席の拡充はもちろんだが、それよりも客との距離を縮めるために、あえて店舗が密集している地域への移転を決意した。
 シュウさんは「ふらっと来店できるようにしたかった」と熱っぽく語った。入居したルコ(店舗付き住居)の1階は全30席。2階部分の改装が終われば合計で50席になる。
 現在は竹炭麺のメニューを構想中で、トマトやアスパラガスを主材料にした西欧風スープを研究しているという。12月下旬にはかたちにすると意気込む。二人の夢は止まらない。(中島昭浩、写真も)

◇BLACK HOUSE BURGERS & CO
住所 Jl. Patimura No.1 Blok 4, Kuta, Bali
☎  0815・4723・3775
ウェブ www.blackhouseburgers.com

メニューで一番辛い「エーボムバーガー」=同店提供
メニューで一番辛い「エーボムバーガー」=同店提供
ボリューム満点「ウェリントンズバイト」=同店提供
ボリューム満点「ウェリントンズバイト」=同店提供

初めての人におすすめの「マフィオソ」=同店提供
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チープな作りが人気の店内
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オーナーのシュウさん(右)とリムさん
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