今年こそ代々木で 日イ市民友好フェス 17〜18日

 日本国内最大級の日イ友好イベント「日本インドネシア市民友好フェスティバル2015」(主催・CPI教育文化交流推進委員会)が17、18の両日、東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で開催される。昨年はデング熱感染の余波で中止になっただけに、関係者は今年こそ盛り上げようと意気込んでいる。
 会場では22店がインドネシア料理を提供、日本国内でインドネシア関連の食材や物販を扱う8店がブースを出す。インドネシアからも12社がバティック布やアクセサリーなどを出展する。
 会期中は、野外ステージでスマトラやバリなどの舞踊、日イ両国の歌手やバンドのミニコンサートが開かれる。本部テントには商談室とセミナーブースを設置。商談室では、訪日するインドネシア企業と商談する日本企業のために、インドネシア人研修生実業家協会(IKAPEKSI)が通訳として支援する。セミナーブースでは、主催事務局でNPO法人のCPIが26年以上取り組んでいる奨学金支援や、小学校の飲料用井戸水浄化活動などを紹介する。
 同フェスティバルは2008年にスタート。インドネシア政府が共催し、日本の外務省や東京都が後援している。CPIの小西菊文代表は「日本人とインドネシア人の協力で新しい文化、製品を創りだしていきたい。その成果をフェスティバルでどんどん出せるようにしたい」と意気込みを語った。ことしは来場者10万人を見込んでいる。(山本康行)

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