「一生懸命が上達の秘訣」 マリノスコーチら来イ JJSでサッカー教室

 サッカーJ1の横浜F・マリノスは17日、バンテン州南タンゲラン市のジャカルタ日本人学校(JJS)のグラウンドで「ふれあいサッカー教室(共催・全日空)」を開いた。
 マリノスがインドネシアでサッカー教室を開くのは初めて。ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)のジュニアサッカー部に所属する子どもたち100人が参加した。
 教室は、サッカーを通じて、日本人同士の交流を深めることなどが目的。元日本代表で、現在はクラブの広報活動などをしている波戸(はと)康広アンバサダーや、日本やアジアの子どもたちに向けてサッカー教室を開いているプロコーチの宮下幹生さん、樋口圭太さん、望月選さん、芝崎啓(ひろむ)さんが来イ。子どもたちと汗を流した。
 子どもたちは年齢別に2グループに分かれ、パスやドリブルなどの練習をし、最後にミニゲームなど約2時間にわたって、プロの指導を受けた。ミニゲームに勝ったチームの子どもたちにはマリノスのユニホームが、また参加者全員に携帯ストラップが、それぞれコーチから手渡された。
 波戸アンバサダーは、終了後のあいさつで「サッカーの上達の秘訣(ひけつ)は一生懸命やること。そして失敗した時に、うまくなりたいという気持ちが大切です」と語り、子どもたちの背中を押した。
 18日午後からは、東ジャカルタ・チパユンにある孤児院「ポンドックタルナ」に通う子どもたちを対象にサッカー教室を開き、交流を深める。
 横浜F・マリノス事業本部第2事業部スポンサーセールスグループの暈(ひかさ)良基部長は「今後は子どもたちのサッカー教室だけでなく、インドネシアの指導者を対象とした育成クリニックも開いていきたい」と話した。(山本康行、写真も)

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