日本のお笑いで幸せに 吉本芸人が始動 「住みますアジア芸人」

 吉本興業が日本の各都道府県に芸人を住まわせるプロジェクトのアジア版「住みますアジア芸人」が始動し、インドネシアに3組のお笑い芸人がやって来た。日本のお笑いをインドネシアに浸透させようと意気込む。

 住みますアジア芸人の3組5人と、インドネシア在住の歌手加藤ひろあきさん、日本育ちのインドネシア人歌手アモウ・ミコさんは5日、南ジャカルタの日本貿易振興機構(ジェトロ)でユスロン・イフザ・マヘンドラ駐日インドネシア大使を表敬訪問し、それぞれネタや歌を披露した。
 芸人3組は、トリオの「ザ・スリー」、若手ピン芸人「そこらへん元気」さん、ピン芸人の「アキラ・コンチネンタル・フィーバー」さん。
 ザ・スリーはインドネシア語を使ったネタを披露し、元気さんはボイスパーカッションを使った芸を見せた。バドミントンの試合で優勝した経験があるアキラさんは、シャトルを使ったマジックを披露した。
 また、吉本興業グループの「よしもとクレアティブ・インドネシア」は、日本でバティックを使ったかばんを売り出す事業を説明した。
 ユスロン大使は、経済協力が進むことも大切だが文化交流がさらに進むことが大切だと強調し、「笑いや歌で二国がつながれば平和な関係が築ける」とエールを送った。
 住みます―の3組は、今後インドネシアでイベントなどに出演して活動を続ける。ザ・スリーの濱田大輔さんは「笑いでみんなを幸せにすることが夢」と話した。
 吉本興業は昨年11月にクールジャパン機構から10億円の出資を受け、電通、ドワンゴ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、滋慶学園グループ、イオンモールの5社と合弁会社「MCIPホールディングス」を設立した。住みます―は、アジア地域にエンターテインメントビジネスを展開する同社のプロジェクトの一環。(西村百合恵、写真も)

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