脱毛サロン、最大手進出 独自の技術を気軽に ミュゼプラチナム

 日本の美容脱毛サロン最大手「ミュゼプラチナム」を運営するジンコーポレーションは21日、西ジャカルタのモール「セントラルパーク」GLフロアにインドネシア初となる「ミュゼプラチナムTOKYO」をオープンする。独自技術や日本式の「おもてなし」で気軽にできる脱毛を広めていく。

 同社は2002年の開業以降、日本人女性の間で少数だったビキニラインの脱毛習慣を日本国内に広めた。すでに進出しているマレーシアやシンガポールなどではムスリム女性も、ひざ下やひじ下、脇だけでなく、ビキニラインを脱毛する習慣があり、同社の高橋仁代表取締役は「インドネシアでも自然に受け入れられる」と話す。
 同店では独自に開発したジェルの上から光を当てる「スムース・スキン・コントロール方式(SSC方式)」で脱毛する。痛みが少なく肌を傷めにくいが、きちんと脱毛できるという。ビキニラインと脇の脱毛が期間・回数無制限で受けられる会員用のコースなどを用意し、安さと手軽さをアピールしていく。
 スタッフは約1カ月半の研修で、脱毛の技術や接客方法などを学び、質の高いサービスを提供する。ノルマがなく、美容サロンにありがちな勧誘も一切しないという。
 今後は現地スタッフの雇用と教育を進め、日本と同じ品質で対応できる準備が整い次第、店舗を拡大する。また価格も現地の人が気軽に通える価格まで下げていくという。
 高橋氏は「美容脱毛は確実に効果が見え、きれいになったと実感できる。インドネシアの女性に美容脱毛を通じて清潔で快適なライフスタイルを送ることで自信を持ってもらい、社会進出を後押ししたい」と話す。
 同社は日本国内に187店舗あり、会員は日本人女性の10人に1人にあたる239万人。2008年に香港へ進出して以来、香港8店舗、シンガポール8店舗、マレーシア5店舗、トルコ1店舗を展開している。(毛利春香、写真も)

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