モナス目指し、街中疾走 ジャカルタマラソン開催 50カ国、1万4千人が参加 ボランティアもサポート

 首都ジャカルタの市民マラソン「ジャカルタマラソン2014」(ジャカルタ特別州主催、国営マンディリ銀行後援)が26日、開かれた。日の出前の午前5時に中央ジャカルタの独立記念塔(モナス)広場から、フルマラソンの参加者らを筆頭に50カ国、日本人約300人を含む計1万4120人(主催者発表)のランナーが次々とスタートを切り、ジャカルタの街を駆け抜けた。 

 コースは西ジャカルタにある旧市街地のコタや中央ジャカルタのイスティクラル・モスク、カテドラル(大聖堂)教会などジャカルタ内の名所を走るフルマラソン、ハーフマラソンと、10キロ、5キロの4種類。強い日差しが照りつけるなか、参加者らは懸命にゴールのモナス広場を目指した。
 フルマラソン、ハーフマラソン共に表彰台はケニア選手勢が独占した。フルマラソン男子で優勝したケニア出身のジュリウス・スウレイ選手(2時間14分51秒)は自己ベストを更新し、喜びに浸った。フルマラソンの国内部門で優勝したアグス・プラヨゴ選手(2時間32分27秒)は「今回フルマラソンに初めて挑戦したが、優勝できてうれしい。今回は来年の大会に向けての練習でもあったので、今日からまたトレーニングを重ね準備を進めたい」と意気込みを語った。
 午前8時からは距離800メートルの子どもマラソンがグループごとに順次スタート。小学生以下の児童らがそれぞれゼッケンを胸につけ、元気いっぱいにコースを走り抜けた。炎天下の中、汗を流しながら走る子どもたちを両親や家族らが声援を送りながら、温かく見守った。
 日本人参加者で、初の挑戦となった溝上要さん(36)は会社の同僚5人でハーフマラソンに出場した。「自分の足でジャカルタを見て回る機会はあまりなく、特にコタの街並みが面白かった」とレースを振り返り、「ただ、ごみの臭いがしたり自転車が飛び出して来たり、主催者側の規制などについて気になる点もいくつかあった」と話した。
 今回、同イベントの公式ボランティア団体として活動したティーチ・フォー・インドネシア(TFI)からは約3千人が参加。ランナーへの給水やモナス広場周辺のごみ拾いのほか、明るい声援でランナーを支えた。ビナ・ヌサンタラ大学のフェルディナンドさん(19)は午前0時から準備に追われ、一睡もせずにボランティア活動に励んだ。「寝不足と暑さでつらかったが、懸命に走る人の姿を見ると自然と応援したくなった。一体感があって楽しかった」と笑顔を見せた。(毛利春香、写真も)

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