イ進出企業でアジア会議 日経BPが開催  企業経営に有益な情報

 日経ビジネス・パブリケイションズ(日経BP)は22日、中央ジャカルタのインターコンチネンタルホテルで、主に進出済みの日系企業を対象に「アジア会議inジャカルタ」を開催した。会議には日系会社関係者など約300人が参加した。日経BPがアジア会議を海外で開催するのは初めて。 
 開催の挨拶で投資調整庁(BKPM)開発部のルディ・サラフディン部長は「10月に政権が変わるが、国として投資を呼び込む施策は変わらない。日本からの投資額は昨年は最大であり、さらなる投資をしていただきたい」と語った。
 日本からはアビーム・コンサルティング・インドネシアの望月竹弥・マネージング部長が「消費市場インドネシアにおける成長戦略」と題して講演。インドネシアの経済成長は今後も持続する見通しだが、「消費市場が伝統市場から、先進国の体系と類似したマーケットに移行する可能性があり、事業展開にも変革が必要」と指摘した。
 国営バンク・ヌガラ・インドネシア(BNI)国際部ジャパンデスク・ヘッドのヨシ・ジョノシスウォロ氏は、BNIの事業内容を紹介。BNIは国営銀行ながら2012年に日本の地方銀行と提携してジャパンデスクを立ち上げた。さらに、マレーシアやシンガポールの銀行と比べると総資産では劣るが、収益性では他国の銀行をしのぐことなどを指摘した。ヨシ氏は「2020年には東南アジア諸国連合(ASEAN)金融部門の統合が予定されている。金融部門も統合に向けて、より活発に他国との協調関係構築に尽力する必要がある。日本との関係はより重要だ」と語った。

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