自動車産業の躍進ここに 36ブランドの新車並ぶ モーターショーが開幕

 国内最大の自動車の祭典「第22回インドネシア国際モーターショー(IIMS)」が18日、中央ジャカルタ・クマヨランのジャカルタ国際展示場(JIエキスポ)で開幕した。会期は28日まで。昨年に続き、今年の国内自動車販売は依然史上最高のペースで推移しており、主催のインドネシア自動車工業会(ガイキンド)は、東南アジア最大の自動車製造拠点を目指す。

 「スマート&セーフモビリティー」をテーマに、36の自動車メーカー・販売代理店や関連企業など昨年の302を上回る322業者が出展。同日午後には各メーカーが自社ブースの紹介や新車の発表などを行った。
 午前の開幕式には、ガイキンドのスディルマン会長をはじめ、ルトフィ商業相、鹿取克章駐インドネシア日本大使、自動車メーカー各社幹部らが出席した。
 スディルマン会長は「今年の会場は昨年より広く、出展される新商品も増えた。IIMSが今後の東南アジアの自動車界の基準となるだろう」と自信を見せた。
 ルトフィ商業相は「さらに国内での生産台数を伸ばしていただきたい。5年以内に年間300万台突破を目指してほしい」と話し、東南アジア最大の拠点となる目標を強調した。さらに、モーターショーは世界にインドネシアの自動車産業をアピールする場でもあるとの考えを示し、国内の技術水準向上にも一層取り組んでいく必要性を訴えた。
 会期中には、自動車関連のシンポジウムなども開かれる。開場時間と入場料は、月〜木曜日が午前11時〜午後9時(4万ルピア)、金〜日曜日が午前10時〜午後9時(6万ルピア)。(新谷敏章、24日付に特集を発行)

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