【じゃらんじゃらん特集】土と向かい合う楽しさ バリ島ウブドの陶芸クラブ (2014年04月17日)

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 バリ島ウブドでリタイヤ生活を送る光森登司子さん(75)が、自宅に作った陶芸工房で主宰する「土喜土喜」陶芸クラブを訪ねた。初めてまだ1カ月の初心者からこれまで100点以上も作り展示会にも出したという人たちが、光森さんの丁寧な指導を受けながら、土の塊を思い思いの形にしていった。
 この日の参加者は日本人とインドネシア人の女性が2人ずつ。軽く練った土を手回しろくろの上に乗せて、形を確認しながら慎重に作り上げていく。初めから終わりまでの3時間、軽い会話を交わすことはあっても指先は止まることがない。
 「抹茶茶碗は上が広がっているので、こうして伸ばすとそれらしくなるでしょう」。光森さんが通い始めてまだ数回のメンバーにやって見せた。抹茶茶碗は初心者には難しい。以前はカリキュラムが決まっていて、最初は例えばマグカップのような比較的簡単にできるものから順にこなして行った。「基礎からみっちり学ぶと大きな作品が作れるようになるなど発展があるので、結構厳しく指導したこともあったが、今はそれぞれが好きなものを作って楽しんでもらう」のだそうだ。
 神戸で家庭情報誌の編集部で働いていた光森さんは退職する1年前に陶芸を始めた。陶芸の楽しさは作ったものが後に残ること、毎日の生活で生かせることだ。「その前はケーキ作りが趣味でした。形を作るという意味では陶芸と似た部分がありますが、ケーキは食べたら終わりですから」。
 自宅で使う深緑色の皿のセットを完成させたウブド在住の高島由美さんは「語学や運動は続かなかったけど、陶芸は毎回楽しく通っている。土を触っていると心身が癒される」と陶芸の魅力を語った。 
 これまで韓国人旅行ライターやイタリア人デザイナーの飛び入り参加もあった。「作品にはその人の個性が現れるので、見ていて面白いですね」と光森さんは話す。(北井香織、写真も)

◇住所:Villa Bintang Ubud
Jl. Suweta Ubud, Ubud, Bali
開催日:月曜午後1時〜同4時、金曜午前9時〜午後12時 午後3時〜終わりまで
参加費:1回5万ルピア 
連絡先:光森登司子さん 
メール: toshiko.mitsumori@gmail.com
?:0361・972698(自宅)

黙々と作品作りに取り組む
黙々と作品作りに取り組む
光森さん(左端)と金曜日午前の部のメンバー
光森さん(左端)と金曜日午前の部のメンバー

乾くのを待つ作品
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